あの日、僕は旅に出た

蔵前 仁一

バブル前夜、グラフィックデザイナーだった著者は、そのあまりの忙しさ(朝4時に仕事の依頼が来て、正午に締め切りとか日常茶飯事)に嫌気がさし、インドへ飛び出した。もう二度と行くものかと思った最悪の旅がすぐに繰り返され、なぜかその面白さにとりつかれて、雑誌「旅行人」を創刊し、とうとう30年間も旅を続けることになった。アジアに向かって、スピリチュアルなものを求めた旅の時代、ゲーム的な楽しみとしての旅の時代、逃避としての旅の時代など、さまざまな旅のスタイルの変遷を著者はずっと見てきた。その間、日本も世界も大きく変わっていった。バックパッカーの教祖が、30年間、世界中を旅して見つけたもの、旅の果てにつかんだものとは?(内容より)

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バックパッカーの教祖、蔵前仁一さんのこの本を読み終わって思うのは、やはり時代と共に生み出されたカルチャーだなと思う。時代性というのが重要で、自分が影響を受けてきたカルチャーに傾倒しつつも、そこにこだわり過ぎず、今自分が生きている時代を俯瞰し、どうサバイブしていくか、どう楽しんでいくのか、そこに尽きるかなと思います、、。決して模倣せず、同じ道をたどらず、今の時代というエッセンスを加えて、日々いきたいなと思う次第です。